「AI搭載」って書くほど、お客は引いていく。米消費者の6割が“宣伝のAI推し”に萎える——という調査の話
法人向けWordPressを手がけるWordPress VIPがまとめたレポート「Future of the Web(ウェブの未来 2026)」が話題に。目玉は「アメリカの消費者の約6割が、ブランドの宣伝文句に『AI』と入っていると“魅力”ではなく“萎えるポイント”だと感じている」という結果。ほかにも、74%が「ネットは10年前より人間味がなくなった」と回答、「AIをうまく使えているブランドを1つも挙げられない」が61%、「うまく使えているブランドなど無い」が16%——と、“とりあえずAI推し”への冷ややかな数字が並ぶ。一方でレポートは調査方法の細部(聞き方やサンプルの内訳)をはっきり示しておらず、数字は厳密な事実というより傾向として受け取るのが無難。引用された識者ブライアン・ソリス氏の「朝起きて『今日はチャットボットやAIと話せますように』なんて思う客はいない」という言葉が、全体を象徴している——4人が“AIって言いたがる病”を掘る。
ひなた:ふぁ〜…最近、どの箱にも「AI搭載」って書いてあるのです。掃除機にも、歯ブラシにも、ドレッシングにも…AIって、そんなにおいしいのです?
ひかり:あー、わかる!なんでもかんでも「AI」「AI」だよね!……あ、でもね、ちょうど気になる調査が出たの。アメリカの人の“6割”が、「商品の宣伝にAIって書いてあると、むしろ萎える」って答えたんだって!
みずき:…でしょうね。「AI搭載」ってデカく書いてあるほど、逆に「中身うすいのを盛ってる」感が出るもん。で、それ誰の調査なの?
ことね:法人向けのWordPressを手がけるWordPress VIPが出した「ウェブの未来 2026」っていうレポートよ。6割が萎える、ってだけじゃないの。74%が「ネットは10年前より人間味がなくなった」、61%が「AIをうまく使えてるブランドを1つも挙げられない」、16%は「そもそも上手いとこなんて無い」。なかなか手厳しい数字が並んでるの。
ひかり:7割以上が「ネット、昔より冷たくなった」って感じてるの!? しかも“うまいブランドを挙げられない”が6割って…みんな、けっこう冷めた目で見てるんだ…!
ことね:ただし、ね。こういう調査は、聞き方やサンプルの内訳がはっきり示されてないことも多いの。このレポートも方法の細部までは出してないから、数字はキッチリ正確というより“傾向”として受け取るのが正確よ。引用されてる識者も言ってる——「朝起きて、今日はチャットボットやAIと話せますように、なんて思う客はいない」って。
みずき:刺さるわ、それ。結局「AIでこんなに便利!」って連呼するほど、客は「で、それ誰得?あなたが言いたいだけで、私のための話じゃないよね」って冷める。“やってる感”の押し売りなの。
ひなた:ふぁ〜…でもね、お店の人が「これAIで作りました!」って言うより、「おいしくできたから、食べてみて」って言ってくれたほうが、うれしいのです。わたしが知りたいのは“どう作ったか”じゃなくて、“わたしにとって、おいしいか”…なのです。
ことね:ひなた、それまさに専門家の言いたいことそのもの。道具がどんなにすごくても、お客さんが知りたいのは「で、私にとって何が良くなるの?」。AIっていう“宛名”を大きく書くより、中身を黙って良くするほうが、ずっと効く——そういうことね。
まとめ:「AI搭載」と声を張るほど、お客はそっと一歩引く。すごい道具かどうかより、知りたいのは“わたしにとってどう良いか”。技術の名前は、お客さんへのラブレターの宛名じゃない——黙って中身を良くした人が、いちばん効く、ってこと。