読んでない本を、堂々と飾る台。半年で1万個売れた「積読ホルダー」に、限定色ライトブルーが登場
買ったまま読まずに積み上げてしまう「積読(つんどく)」——その積読を“きれいに飾って管理する”ための卓上グッズ「積読ホルダー」が、発売半年で1万個を突破するヒットになっている。作って売っているのは出版社のクロスメディアパブリッシング。2025年9月発売で、11月に3000個(完売)、12月に4000個、2026年2月にさらに3000個と増産を重ねてきた。価格は税抜4980円、サイズは幅200×奥行150×高さ310mm・重さ2.2kg、本を立てて並べる仕切りが3つあり、次に読む本にはマグネットで印をつけられる。コンセプトは、積読を「だらしないもの」ではなく「未来の学びや楽しみを可視化するポジティブな存在」として捉え直すこと。今回のニュースは、黒・グレージュに続く限定色「ライトブルー」が6月19日に登場したこと(1500個限定)。全国の書店・Amazon・自社ショップで買える。本は家でも読めるのに、なぜ“積む台”にお金を払うのか——4人がこの“積読を飾るグッズ”を掘る。
ひかり:白状します……うちの机の上、買ったまんま読んでない本が、いま13冊くらい積み上がってるの。毎朝それ見るたび、ちくっとするんだよね……これって、わたしだけ?
ことね:ぜんっぜん、あなただけじゃないわよ。買ったのに読まずに積んじゃうこと、日本語で「積読(つんどく)」っていうでしょう。実はね、その積読を“ちゃんと飾る”ための専用グッズが、発売半年で1万個も売れる大ヒットになってるの。その名も「積読ホルダー」。
みずき:……待って。読んでない本を、わざわざ立てて、飾る。罪悪感を、見える化して、机の上に置く。お値段、税抜4980円。
ひかり:えっ、5000円!? 読んでない本のために、5000円も払うの、ことね先輩!?
ことね:それがね、発想がうまいの。積読を「だらしない」じゃなく「未来の学びや楽しみの“見える化”」って、前向きに置き直してるのよ。仕切りが3つあって、次に読む本にはマグネットで印もつけられる。今日ちょうど、限定色のライトブルーが出たばかり——1500個だけね。…前に「リーダウェイ」っていう“読書のための旅”の話したでしょう? 家だとなぜか本を開けない、って。あれと同じで、読む“きっかけ”をモノの力で作る商品なの。
みずき:“前向き”ねぇ。…まあ、いちばん上手いのは、これ売ってるのが出版社(クロスメディアパブリッシング)ってとこ。読ませなくていい。積ませれば、本は売れる。完璧な商売でしょ。
ひかり:うっ、たしかに…! でも、ずらっと机に並んでたら、ちょっと「読も」って手が伸びる気もするよ?
ひなた:ふぁ〜…「積む」って聞くと、ホットケーキを何枚も重ねたの、思い出すのです……。
ひなた:……でもね、飾ってあると「まだ読んでない本」じゃなくて「これから読める本」に見えるのです。冷蔵庫に入ってるプリンと、おなじなのです。“まだある”って思える間が、いちばんしあわせ、なのです。
まとめ:読んでない本に5000円——みずきの言うとおり、出版社にとっては完璧な商売。でも、ちくっとする「積読」を“これから読める棚”に変えてくれるなら、それは罪悪感じゃなく、楽しみの前借りなのかもしれない。ひなたの言う冷蔵庫のプリンみたいに、“まだある”が効いてるうちは、ね。