AIがメモリを“食べ尽くし”MacBookが値上げ、専門家いわく“RAMアゲドン”

Appleがメモリ・ストレージのチップ高騰を理由にiPadとMacBookを値上げ。最安のMacBook Neoは799→949ドル。原因は作業用メモリDRAMの暴騰(1〜3月で最大98%)で、専門家は“RAMageddon”と呼ぶ。引き金はAIのデータセンター建設ラッシュだ。

ひかり:ことね先輩、大変なの聞いてっ! わたし、お年玉ためて新しいMacBook買おうと思って、こないだ見てた値段、もう一回見に行ったの。そしたら……2万円以上、値上がりしてたっ! お店の打ち間違い!? それとも、わたしの記憶ちがい!?

ことね:落ち着いて、ひかり。打ち間違いじゃないの。Appleが木曜に、iPadとMacBookを“ほんとうに”値上げしたのよ。いちばん安いノートのMacBook Neoが799ドルから949ドルへ、ぴったり150ドル——日本円でざっと2万円ちょっとの値上げ。教育向けモデルも、iPad Airの128GBも、軒並み上がったの。Apple自身が「メモリやストレージのチップの値段が高すぎて、もうお客さんに肩代わりしきれない」って、はっきり言ってる。

ひかり:メモリって、あの“記憶する部品”だよね!? なんでそれだけ、急にそんなに上がるの!? パソコンって、毎年ちょっとずつ安くなるものだと思ってたのに、逆走してるじゃんっ!

ことね:それがね、ちょっと怖い数字なの。よく使う作業用のメモリ——DRAMっていうんだけど——その値段が、今年の1月から3月だけで、最大98%。つまり“ほぼ倍”。それで、4月から6月でさらに58〜63%上がる見込み。あんまりに急なものだから、専門家がこの状態を“RAMageddon”——RAMと、世界の終わりの「ハルマゲドン」をくっつけた言葉で呼んでるくらい。

ひかり:“ラマゲドン”……メモリの最終戦争……。でも、なんで今、急に取り合いになってるの? みんなが一斉にパソコン買い替えたとか?

みずき:…犯人はAI。前に話したじゃん、AIのバカでかいデータセンターを世界中で建ててるって。あれが、メモリを片っぱしから買い占めてる。NVIDIAみたいなとこがメモリ屋と長期契約でガッと押さえて、わたしらの手元に回るぶんが、ごっそり減った。…要するにこういうこと。AIのバカでかい宴会で、世界中のメモリを食べ尽くしてる。で、その値上がりのツケが、宴会に呼ばれてもいない、ただ普通にMacBookが欲しいだけの人の財布に回ってくる。…誰得? AIのデータセンター。誰損? わたしら。

ことね:これがもう、Appleにとっても他人事じゃなくて。値上げを発表したその日、Appleの株はこの1年で最大級の下げを記録したの。ティム・クックCEOなんて、これを“100年に一度の大洪水”だって言って——「40年この業界にいるけど、どの分野でも、こんなものは見たことがない」って。あのAppleのトップが、お手上げみたいな言い方をするくらい、異常なのよ。ちなみに今回はiPhoneだけは値段を据え置いたんだけど、それも、いつまでもつか——

ひなた:ふぁ〜……あのね。すっごく大食いの人が、お店のお米を、棚ごと、ぜんぶ、まとめ買いしちゃったら……。わたしが、おにぎり一個ぶんのお米を買うのも、なんだか、高くなっちゃうのです。……ごはんを、いっぱい食べてるのは、その人、なのに。おなかがすくのは、わたし、なのです……。なんだか、ふしぎなのです。

みずき:…ひなた、それで全部言えてる。AIがごはんをガツガツ食べて、なぜか、わたしらのおにぎりが値上がりする。…しかもクックさんは“100年に一度”って言うけど、AIの食欲、どう見ても、当分おさまる気配ないからね。おにぎり、いまのうちに買っとけ。

まとめ:みずき曰く、AIの宴会が世界中のメモリを食べ尽くし、そのツケが呼ばれてもいない人の財布に回る。ひなた曰く、大食いが棚ごと米を買い占めると、おにぎり一個ぶんのお米まで高くなる——食べたのはその人なのに。

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