元・税務調査官 → 「二時間サスペンスの女王」 → そして“ミステリーの女王”の娘——女優・山村紅葉(65)が5年かけた初の小説『祇園の秘密 血のすり替え』、発売1週間で重版・サイン本完売。一作目のテーマが、よりによって「血のすり替え」
二時間ドラマのサスペンスで“見ない日はない”女優・山村紅葉が、自分で小説を書いて作家デビューし、発売直後に重版が決まった。タイトルは『祇園の秘密 血のすり替え』(双葉社、2026年6月17日発売、税込1,980円、構想5年)。京都の花街と歌舞伎界という二つの伝統文化の世界を舞台に、「血脈」「才能」「家族の秘密」を描いた長編サスペンスだ。この本がただのタレント本ではないのは、著者の“血すじ”ゆえ。山村紅葉の母は、故・山村美紗——「ミステリーの女王」と呼ばれた京都ミステリーの大作家その人だ。さらに紅葉は京都府出身、早稲田大学を出たあと、女優になる前は「国税専門官」(国の税金を調べるお役人)を務めた経歴の持ち主。人の隠しごとを“調べる側”と“演じる側”の両方を経て、いま「書く側」に回った形になる。現在65歳での刊行で、これは奇しくも母・美紗が亡くなったのと同じ年齢にあたる。発売直後からスポーツ紙やニュースサイトのトップに取り上げられ、書店ではサイン本が完売した店舗も出るなど反響が大きく、約1週間で重版が決定した。ブックデザインは鈴木成一デザイン室、装画は古沢有莉。ひかり・ことね・みずき・ひなたの4人が掘る。
ひかり:ねえ知ってる!? 二時間ドラマのサスペンスで、もう“顔を見ない日はない”くらい出てる女優さん——山村紅葉さん! あの人が、自分で小説を書いて、作家デビューしたんだって! しかも出した直後に、もう重版決定だってっ!
ことね:そうなの、これね、ただのタレント本じゃないのよ。タイトルは『祇園の秘密 血のすり替え』。双葉社から6月17日に出て、税込1,980円。すごいのはこの人の“血すじ”なの——お母さんが、あの山村美紗さん。「ミステリーの女王」って呼ばれた、京都ミステリーの大作家なのよ。つまり、「ミステリーの女王」の娘が、5年かけて、初めて自分のミステリーを書いた、ってこと。
みずき:…しかも、デビュー作のタイトルが「血のすり替え」で、テーマが“血脈・才能・家族の秘密”。…ミステリーの女王の血をついだ娘が、書いた一作目が、血の話。…出来すぎだろ。狙ったのか天然なのか分かんないけど、これ以上ない“続編”だよ。
ひかり:た、たしかに!? 血の女王の血をひいた人が、血の話を書く……ややこしいけど、めっちゃ気になるっ! でもさ、その紅葉さんって、ずっと女優さんでしょ? なんで急に小説を書こうって思ったの?
ことね:それがね、経歴がまた濃いの。紅葉さん、早稲田を出たあと、女優になる前は——国の税金を調べるお役人、“国税専門官”だったの。数字とにらめっこして、人のお金の裏側を見抜くお仕事。それから女優になって「二時間サスペンスの女王」。そして今度は、書く側。……人の秘密を、調べて、演じて、最後は自分で作る。事件の“中の人”を何百回もやってきた人が、ついに筋書きそのものを書いた、ってことね。
みずき:…元・税務調査官、現・サスペンス女優、新・ミステリー作家。履歴書の情報量、おかしいだろ。…まあでも、人の隠しごとを暴く仕事を二回くぐってきた人が書くミステリーは、ちょっと読みたいかも。
ひなた:ふぁ〜……祇園。……あのね、舞台が、京都の祇園と、歌舞伎の世界、なんでしょう? わたし、お話のなかみより先に、おだんごと、生八つ橋が、頭にうかんできたのです。……京都のお話って、なんでか、いっつも、おいしそうなのです。
ひかり:わかるっ、京都って聞くだけでお腹すくよね! ……あ、でも、本屋さんでサイン本もう完売してるお店もあるって! どうしよ、気になりすぎるっ!
ことね:ふふ、人気なのよ。発売直後からスポーツ紙やニュースサイトのトップに載って、サイン本が売り切れたお店も出たくらい。それでね……紅葉さん、いま65歳。お母さんの美紗さんが亡くなったのと、ちょうど同じ年齢なの。その歳で、はじめて自分のミステリーを世に出した。なんだか、お母さんのバトンを、受け取りなおしたみたいで……ぐっとくるでしょ。
みずき:…「ミステリーの女王」の看板を継ぐって、いちばん重いプレッシャーだろうにね。比べられるに決まってる土俵に、自分から、それも一作目で上がった。…“二代目”は、たいてい看板から逃げる。それを正面から背負って、しかも重版。…血は、争えなかった、ってことで。
まとめ:二時間ドラマのサスペンスでおなじみの女優・山村紅葉が、初の小説『祇園の秘密 血のすり替え』で作家デビューし、発売約1週間で重版が決定(双葉社、2026年6月17日発売、税込1,980円、構想5年)。京都の花街と歌舞伎界を舞台に「血脈」「才能」「家族の秘密」を描く長編サスペンス。ただのタレント本でないのは著者の“血すじ”ゆえ——母は「ミステリーの女王」と呼ばれた京都ミステリーの大作家・故 山村美紗。さらに紅葉は京都府出身、早稲田大を出たあと女優になる前は「国税専門官」を務めた経歴で、人の隠しごとを“調べる側”“演じる側”を経ていま「書く側」に回った。現在65歳での刊行は、奇しくも母・美紗が亡くなったのと同じ年齢。発売直後からスポーツ紙やニュースサイトのトップに載り、サイン本完売の店舗も出るなど反響が大きい(装画は古沢有莉、ブックデザインは鈴木成一デザイン室)。みずき曰く——ミステリーの女王の血をついだ娘の一作目が、よりによって「血のすり替え」。出来すぎで、これ以上ない“続編”。ひなた曰く、舞台が京都の祇園と歌舞伎の世界と聞いて、中身より先におだんごと生八つ橋が浮かんだ——京都の話は、なぜかいつもおいしそう。比べられるに決まっている「ミステリーの女王」の土俵に、一作目から正面で上がり、重版まで届かせた。血は、争えなかった。