Claudeの新型「Sonnet 5」登場——上位級の賢さに、まさかの“発売セール”つき

AnthropicがClaudeの新モデル「Sonnet 5」を発表。上位のOpus 4.8に迫る性能をより安く使えるのが売りで、8月末までは約3割引の“導入価格”、無料プランの標準モデルもこれになった。

ひかり:号外、号外だよーっ! Claudeの新型「Sonnet 5(ソネット・ファイブ)」が出たの! で、見てここ! 「発売記念で8月末まで安くします」って書いてあるの! えっ、AIってセールするものなの!? 家電なの!?

ことね:ふふ、最近はするのよ。まあ落ち着いて、順番に整理しましょう。Claudeを作っているAnthropic(アンソロピック)が6月30日に発表した新モデルね。あの会社のAIは大きさで名前が分かれていて、小さい順に「Haiku(俳句)」「Sonnet(ソネット)」——ヨーロッパの14行の定型詩ね——いちばん大きいのが「Opus(オーパス)」、音楽でいう“大作”。今回のは真ん中サイズの新世代なの。

ひかり:えっ、俳句にソネットって、AIの名前ぜんぶ“詩”だったの!? 知らなかった……。で、ことね先輩、その真ん中の新しい子、何がすごいの?

ことね:それがね、“ただの真ん中”じゃないのよ。推論も、道具の使いこなしも、コーディングも前の4.6から軒並み伸びて、上位の高級モデル「Opus 4.8」に迫る出来。なのにお値段は下なの。ほんの数か月前なら大きくて高いモデルにしか無理だった仕事を、自分で計画を立てて、ブラウザやターミナル——コマンドを打つ黒い画面ね——まで操ってやり遂げる。しかも言われなくても自分の仕事を見直す“セルフチェック”までするし、根拠のない知ったかぶり——ハルシネーションね——も減ってるんですって。

ひなた:ふぁ〜……新発売で、おっきい子に追いつく味で、しかもお安いのです……? スーパーの新商品のパンみたいなのです。最初はおためし価格で、おいしいってバレたら定価に戻るやつなのです。

ことね:まさにそれよ、ひなた。8月31日までは“導入価格”で、100万トークン——トークンはAIが文章を数える“かたまり”の単位ね——あたり入力2ドル・出力10ドル。9月からは3ドルと15ドルの通常価格に戻るの。それでもOpus 4.8の5ドル・25ドルよりだいぶ安い。無料プランとProプランでは、標準のモデルがもうこれに切り替わってるわ。

みずき:…ん。下のほうに小さい字があるけど。「トークンの数え方が新しくなって、同じ文章が最大1.35倍のトークンに数えられることがある」。……値札は下げて、量り方を変える。中身を減らして袋をふくらませるポテチの親戚では。

ことね:いいところに気づくわね。そこは公式も隠していなくて、処理を正確にするための変更だと説明してるわ。とはいえ払うお金は“単価×量”だから、最後は請求書で確かめるのが確実ね。……それにしても、つい先日「OpenAIが推論コストを半分に」って報道の話をしたばかりでしょう? 賢さはそのままに動かす値段をどう下げるか——いま各社の勝負どころは、完全にそこなのよ。

ひなた:ふぁ〜……でも、お安い子がどんどん賢くなっちゃったら……お高いOpusさんは、なんのために いるのです……?

みずき:“もっと上”を売るため。真ん中が追いつく頃には、上はもっと先にいる。……終わらないわんこそば。

まとめ:AIの新型にも“発売記念プライス”が付く時代。上位級の頭脳が8月末まで約3割引——ただしトークンの量り方も新しくなったから、確かめるのは値札じゃなく請求書。

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