“CarPlayお断り”のEVメーカーに反論殺到——車の画面は誰のもの?

EVメーカーRivianが、iPhoneの画面を車に映すCarPlayへの非対応を「画面の全ピクセルを奪うから」「AIで論争ごと時代遅れになる」と説明。開発者ブロガーの「CarPlayは“足し算”の選択肢だ」という反論が大論争に発展した。

ひなた:ふぁ〜……きのうね、おとうさんが車やさんのカタログとにらめっこして、「おにぎりを置くところが平らか」で真剣に悩んでたのです……。車って、おにぎりで選ぶものなのです……?

ひかり:ひなたのお父さん、選ぶ基準がおいしすぎ! うちはお母さんの「色」だったなあ。あっ、でもうちのお父さんは「スマホの地図がそのまま画面に出るやつがいい」って言ってた!

ことね:ふふ、実はそのお父さんの条件、いまアメリカで大論争の的なのよ。争点は「CarPlay(カープレイ)」——iPhoneの地図や音楽を、車の画面にそのまま映して使えるAppleの仕組みね。EVメーカーのRivian(リヴィアン)はこれを頑として載せない方針で、ソフトウェア責任者が少し前にポッドキャストで語った理由が火に油を注いだの。「画面ミラーリングは、車の画面のピクセル全部を奪ってしまう」「車にAIを深く組み込めば、CarPlay論争そのものが時代遅れになる」。

ひかり:えっ何それ! スマホの画面がそのまま車に出るの、ぜったい便利じゃんね!? 使い慣れた地図で行けるんだよ? なんで載せてくれないの!

ことね:「自社で作る画面のほうが、車と一体の洗練された体験になる」という自負ね。Rivianによれば、発売したての頃は顧客の7割以上がCarPlayを欲しがっていたのに、最近の調査では25%未満まで減ったそうよ。——ところが、ここに開発者ブロガーのケイシー・リスさんが「CarPlayは“足し算”でしょう」と真っ向から反論して、技術者の集会所Hacker Newsが数百コメントの祭りになっているの。

みずき:…その“最近の調査”ね。答えてるの、CarPlayが無いと知ってて買った人たちでしょ。必須の人は最初からRivianを選んでない。残った人に「要ります?」って聞いて「ほら、みんな要らないって」……それ、調査じゃなくて内輪の拍手。

ことね:反論側の主張も、まさにそういう話でね。CarPlayは付いていても、使うかどうかは運転する人が選べるだけの“追加の選択肢”。「ピクセル全部を奪う」も不正確で、ふつうのCarPlayは画面の一部だけでも動く——奥さんのボルボが実際そうなんですって。それに、地図や音楽の何千ものアプリはCarPlay向けには対応済みでも、メーカー独自の画面までは来てくれないことが多い。そして極めつけ。彼自身はRivianの車が大好きで試乗までしたのに、「CarPlayが無い、それだけで買えない」——載せない意地が、惚れ込んでくれたお客を逃しているのよ。

ひなた:ふぁ〜……。「いつかAIで、すっごいごちそうを作ってあげるから、きょうのおべんとうは無しね」って言われたら、こまるのです……。おなかは、きょう、すくのです……。

みずき:…しかもこの会社、提携先のフォルクスワーゲンに技術を出すときは、CarPlayの受け口をちゃんと作ってあげてるんだよね。“うちの子におやつは毒、よその子には売る”。——スマホの鍵、ゲームの円盤、今度は車の画面。……“あなたのもの”の範囲、毎週せまくなってない?

ひかり:あはは、けっきょくひなたのお父さんと同じだよ! 「おにぎり置き場」も「CarPlay」も、あるかないかで車が選ばれちゃうの! 迷ったら付けとけばいいのに〜、ねー?

まとめ:“画面の全ピクセルを奪われる”対“付けるだけ付けて、選ばせて”。未来のAIごはんはまだ来ない。そして、おなかは今日すく。

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