元FRB議長ベン・バーナンキ、AnthropicのAI監視役に
Anthropicが7月9日、2008年の金融危機を乗り切った元FRB議長ベン・バーナンキ氏が「長期利益信託」に加わったと発表。AIの長期的な利益がリスクを上回るよう、経営陣から独立して監督する。
ひなた:ふぁ〜……お金の会議で世界を救った、すっごい偉いおじいちゃんが、AI会社の見張り役になったんですって。
ひかり:えっ何それ気になる! その“お金のおじいちゃん”って誰なの!?
ことね:正確には、ベン・バーナンキさんね。2006年から2014年までアメリカの中央銀行にあたるFRBの議長を務めて、2008年の金融危機を乗り切った立役者。2022年にはノーベル経済学賞も獲ってる、経済学のレジェンドよ。そのバーナンキさんが、AI企業Anthropicの「長期利益信託」っていう組織に加わったの。
みずき:…なんで金融危機のおじいちゃんが、AIの見張り番。畑違いすぎない?
ことね:そこが面白いところなの。この信託、会社の経営陣から独立して「AIの長期的な利益がリスクを大きく上回るように」見張る組織で、取締役の一部を選ぶ権限まで持ってるの。つまり、会社の外側から手綱を握れる立場ってこと。
ひかり:なるほど……社外取締役の、さらに上にいる人たち、みたいな!?
みずき:…最近もOpenAIが政府に株渡す話してたし、AI業界どんどん“お金と政治のプロ”を呼び込んでるよね。危機を知り尽くした人が要るってことは、それだけ危ういってことじゃない?
ことね:うっ、するどい……。本人たちは「AIの利益がリスクを大きく上回るようにする」って言ってるけど、裏を返せば、それだけ慎重に見張る必要がある分野だってことは否めないわね。
ひなた:ふぁ〜……火事が起きる前から、火事に強い消防士さんを呼んでおく感じ、なのです。用心深いのです。
まとめ:金融危機のベテランをAIの見張り役に据えたのは、本気の備えの証でもあり、それだけ危うい分野だと見ている証でもある。