Bunの中身、AIだけで11日・100万行をRust化

AnthropicのJS実行環境Bunが、中身をZigからRustへ2026年5月の11日間でほぼ全面書き換え。Claudeを最大64並列で走らせ、追加コード約100万行・コミット6502件、既存テスト6万件超は1つも削らず通した。

ひなた:ふぁ〜……知らないあいだに、おうちを丸ごと1日で建て替えちゃった、みたいな話を聞いたのです。しかも建てたの、人間じゃなくてAIなんですって。

ひかり:えっ何それ気になる! どこの話!? また新しいAIのやつ!?

ことね:正確には、Claude Codeの中でも使われているJavaScript実行環境「Bun」の話ね。もともとZigという言語で書かれていたんだけど、2026年5月3日から14日までのたった11日間で、中身をほぼ丸ごとRustという言語に書き換えたの。追加されたコードは約100万行、コミット数は6502件よ。

みずき:…11日で100万行? 人間なら何年仕事よ、それ。何をそんなに急いだの。

ことね:そこはちゃんと理由があって。Zigのままだと、メモリの後片付けをミスってクラッシュする不具合がずっと起きていたの。Rustにはそのミスをコンパイルの段階――つまり動かす前に機械的に見つけてくれる仕組みがあって。

ひかり:でも、そんな量、AIが何人でやったの!? 一人でやったわけじゃないよね!?

ことね:最大64体のClaudeを4つの作業部屋に分けて同時に走らせて、「書く係」と「意地悪くチェックする係」を分けて回したのよ。既存の6万件を超えるテストは1つも削らずそのまま全部通過させて、動きが変わっていないことも確かめたの。ピーク時は1分間に1300行のペースだったんだって……!

みずき:…へえ。で、ここまで聞くと美談だけど、書き換えられた側は納得してるの?

ことね:う……そこが今回のもう一つの話でね。Zigという言語を作った本人が、ブログで「原因は技術より関係の破綻」「元のコードはハックの上にハックを重ねていた」って苦言を書いてるの。Bunからの年6万ドルの支援も、これで打ち切りになったって。

ひなた:ふぁ〜……新しいおうちはピカピカでも、前の大家さんが「あの部屋、めちゃくちゃだったのよ」って言いふらしてる感じ、なのです……。

まとめ:11日・100万行・6万件のテストを1つも崩さず書き換えたのは事実。でも書き換えられた側の元同居人は、まだ機嫌を直していない。

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