人には読めてAIには読めない文字、19分粘っても解読不可
「Ghost Font」は静止画では読めず、動画の"動き"でしか文字が浮かばないフォント。おとりの偽メッセージも仕込まれ、最新AIモデルも19分粘って解読に失敗した。CAPTCHAへの応用も想定される。
ひなた:ねえねえ……人には読めるのに、AIには読めない文字、っていうのがあるんだそうです……。
ひかり:えっ、なにそれ気になる!? 暗号ってこと!? 私たちも読めないやつ!?
ことね:ううん、人間はふつうに読めるの。「Ghost Font」って名前で、画像じゃなくて動画なのがミソ。1文字ずつが背景と同じ色のドットの集まりでできていて、動画を止めた1枚だけを見てもただの模様にしか見えないの。動きを目で追うと、初めて文字が浮かんでくる仕組みよ。
みずき:…で、AIは読めないの?
ことね:わざと混ぜた偽メッセージも仕込まれていて、Claude FableやGPT-Sol 5.6 Ultraみたいな最新モデルに見せても、19分粘って解析させても偽物のほうを本物と勘違いして、正解にたどり着けなかったんですって。
みずき:…で、それ何に使うの? 見せびらかすためだけの発明?
ことね:作った人はCAPTCHAへの応用や、AIの"目"の性能を測るベンチマークとして考えているみたい。それに、文字をわざと崩してAIの目をあざむく手口自体は、最近セキュリティの世界でも注目されていて、逆にAIの検知をすり抜けるのに悪用される事例も報告されているから、使いどころは意外と広そうなの。
ひなた:ふぁ〜、金魚すくいの紙みたいなのです……水に浮かべて、ゆらゆら動かさないと、模様が見えてこないやつ……。
みずき:…なんか違う気もするけど、当たらずとも遠からず。動いてるものしか見えないの、AIも人間も似たようなものなのかもね。
まとめ:人間の目には見えて、AIの目には見えない。頼れるのは、ときどき"動くもの"を見る力。