Claude、話す言語で“性格”が変わると判明
Anthropicが約31万件の会話を分析し、AI「Claude」の価値観が言語やモデルで揺れると発表。英語やロシア語では厳格でエビデンス寄り、ヒンディー語やアラビア語では温かめ。日本語は偏りが小さめだった。
ひかり:ねえ聞いて! 同じAIなのに、日本語で話すときと英語で話すときで、“性格”がちょっと変わるんだって。えっ、AIにもお国柄みたいなの、あるの!?
ことね:いいところ突いたわね。ClaudeっていうAIを作ってるAnthropicが、実際の会話を約31万件も分析して調べたの。同じClaudeでも、どの言語でしゃべるかで、にじみ出る“価値観”がちょっとずつ違ったのよ。
ことね:具体的にはね、いちばん差が出たのが「温かさ」と「厳格さ」の軸。英語やロシア語だと、正確さを重んじて“根拠は?”って求める厳しめの受け答えが増える。反対にヒンディー語やアラビア語だと、寄り添う温かい返しが多くなる。で、日本語は……どっちにも偏りが小さめ、ちょうどまんなからへんだったの。
みずき:…相手の言語で態度を変えるって、それただの空気読みでしょ。人間くさすぎて逆に信用ならないわよ。
ひかり:でも不思議! なんで言語で変わっちゃうの? 中身は同じAIなのに!
ことね:そこはまだ研究中なの。学習に使った文章のお手本や、その言語圏の文化がしみ込んでるのかも、っていう段階ね。ちなみにモデルの世代でも差が出ててね。新しいOpus 4.7は責任感を重んじて厳しめ、少し前のSonnet 4.6はユーザーに寄り添って温かめ、って傾向だったの。
みずき:…つまり、優等生ほどお説教が増える、と。バージョンが上がるほど口うるさくなるのね。
ことね:う、言い方……! でも研究の狙いは、AIがどんな価値観をにじませてるかを、感覚じゃなくて数で確かめること。透明にしておけば、変な偏りにも気づけるでしょう。
ひなた:ふぁ〜……日本語のClaudeちゃんは、まんなからへんなのですね。……わたし、相手の言葉に合わせて自分の味がちょっと変わるの、お出汁みたいでいいと思うのです。昆布と鰹で、おんなじお鍋でも顔がちがうのです……。
まとめ:同じAIでも、英語では“厳しめ”、日本語ではまんなか。中身は一緒でも、話す言葉で少しだけ顔が変わる——ちょっと人間くさい調査結果。