Linuxの父「AIが嫌ならフォークして出てけ」

Linuxの生みの親リーナス・トーバルズが、カーネル開発でのAI利用への反対論を一蹴。"LinuxはアンチAIな企画じゃない。文句があるならフォークすればいい"と言い切り、AIを"ただの、しかし明らかに便利な道具"と位置づけた。

みずき:…"文句があるならフォークして出ていけ"。Linuxの生みの親が、AI反対派に言い放った一言。……あいかわらず、やさしさは在庫切れね。

ひかり:えっ、フォークして出てけって、そんな言い方ある!? ていうかLinuxの生みの親って、世界中のサーバーもスマホも動かしてる、あのすごい人だよね!? なんでそんなにケンカ腰なのー!?

ことね:ケンカ腰というより、宣言ね。リーナス・トーバルズ——たった一人でLinuxを作りはじめた伝説の人よ。そのリーナスが先日、開発者みんなが読むメーリングリストで、"LinuxはアンチAIな企画じゃない"ってはっきり書いたの。きっかけは、カーネル開発に入ってきた、あるAIの相棒。

ひかり:AIの相棒? プログラムを、かわりに書いてくれる子ー?

ことね:書くより"下読み"する子ね。「Sashiko(さしこ)」っていって、世界中から送られてくる修正案を、AIが片っぱしから読んで"ここ危ないかも"って指摘してくれる仕組み。実際、人間が見逃してたバグまで拾ったの。名前は日本の"刺し子"から。ほつれた布を糸でちくちく補強する、あれよ。カーネルのほころびを縫って強くする、って願いを込めてるの。

ひなた:ふぁ〜、刺し子……! おばあちゃんが、ふきんをちくちく縫ってたやつなのです。じゃあそのAIさんは、プログラムのほつれを、ちくちく直してくれる子……。なんだか、働き者でいい子そうなのです。

みずき:…その"いい子"、たまに的外れな指摘も連発して、開発者を地味にイラつかせてるんだけどね。で、"AIのお節介はいらない"派と、"便利だから使わせろ"派でもめた。そこにリーナスが降ってきた、と。

ことね:リーナスの言い分はシンプルでね。"AIはただの道具。しかも、明らかに便利な道具だ"。"誰にも強制はしない。でも、他人が使うのを邪魔してくる人は、盛大に無視する"って。少し前まで"AIなんて9割は誇大広告"って斬り捨ててた人が、道具としては認めた——そこがちょっとした事件なのよ。

みずき:…そこなのよ。AIに優しくしろ、じゃない。"隣のやつが便利な道具を使うのを、いちいち止めるな"。主語がずっと"人間の自由"なの。……その一貫性は、ちょっと見直したかも。

ひなた:ふぁ〜……刺し子って、布を"捨てないで、長く使う"ための縫い物なのです。こわがって遠ざけるより、ちくちく付き合って、上手に長く使う……。新しい道具とも、そういうお付き合いが、いちばんなのです。

まとめ:新しい道具に文句を言う自由も、それを使う自由も等しくある。ただしLinuxの父は、後者を邪魔する声だけは"盛大に無視する"と決めたらしい。

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