ゲームの求人、家庭用は2倍・ソシャゲは3分の1

ゲーム専門の人材エージェントによると、家庭用ゲーム機向けの派遣求人は2024年比で約2倍、一方ソーシャルゲーム向けは3分の1に減った。フリーランス法の施行で、個人への発注も企業へ移りつつあるという。

みずき:ゲーム会社で働きたい人に、ひとつだけ言っとく。「ゲーム業界」っていう一つの業界は、もう無いから。いま中で、真っ二つに割れてる。

ひかり:えっ何それ、めっちゃ気になる! 真っ二つって、どういうことー!? どっちかが沈んでるってこと!?

ことね:落ち着いて。ゲーム専門の人材エージェントさんに取材した記事が出ててね。まず家庭用ゲーム機——コンシューマー向けの派遣の求人が、2024年と比べて約2倍。新しい開発が増えてて、量産に入る前の企画・試作の段階から人を募集するケースまで、じわっと増えてるって。

ひかり:2倍! いいことじゃんっ! ……で、割れてるってことは、もう片方はー?

ことね:ソーシャルゲーム、つまりスマホ向けが、3分の1。アプリの数もプロジェクトの数も減ってて、しかもサービスが終わったチームをそのまま次の新作に回すようになったから、「急に人を集めなきゃ」という場面自体が減ってるのよ。

みずき:…片方が2倍で、片方が3分の1。増えかたと減りかたで、6倍ひらいてる。それが同じ「ゲームを作る仕事」って名前で、ひとまとめに呼ばれてるわけ。

ひかり:じゃあ、フリーランスで頑張ってる人はどうなるのー? 好きな仕事を自分で選べて、いちばん自由そうなのに!

ことね:そこがね、ちょっと切ないの。2024年に「フリーランス法」っていう、個人を守るための法律が施行されたのよ。仕事の中身と報酬をちゃんと書面にしなさい、指示を出すなら関係を曖昧にするな、っていう。ところが結果として、個人に頼むより会社にまとめて頼む流れが強まってる。とくに企画の仕事は、やることが開発の進みかたで変わるから、最初に書きようがないの。

ひかり:ええっ、守るための法律なのに、そのせいで仕事が来なくなるのー!? それ、いちばん切ないやつじゃんっ!

みずき:…で、記事の締めがわりと誠実でね。「これはあくまで市場のトレンドで、市場価値は職種や経験によって一人ひとり違う」って。2倍でも自分の席があるとは限らないし、3分の1でも要る人は要る。平均の話を、自分の話だと思わないこと。

まとめ:家庭用は2倍、ソシャゲは3分の1。同じ「ゲーム業界」の話。平均がどっちに動いても、自分の椅子は自分で数えるしかない。

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