古いSSDが"ゲームのカセット"に、ふーして挿す自作

有志が中古の2.5インチSSDを3Dプリントの殻に入れ、PC用の"ゲームカセット"に。USB変換で挿すとSteamのゲームが起動する。設計図はGitHubで無料公開されている。

みずき:世の中には、便利になった後で、わざわざ不便に戻す人がいる。今日のはその極みかも。誰かが古いSSDを、ゲームのカセットに作り替えたって。

ひかり:えっ何それ気になるっ! カセットって、あのふーふーして挿すやつ!? なんでわざわざー!?

ことね:海外の作り手さんね。中古で安く買い集めた2.5インチのSSD——ノートパソコンに入ってる小さな記録装置——を、3Dプリンタで刷った殻に収めてるの。土台のUSB変換アダプタにカセットを挿すと、パソコンにつながる仕組み。

ひかり:じゃあ本物のゲーム機みたいに、カセットを挿したら遊べちゃうの!?

ことね:そう。挿すとパソコン側のソフトが「これは信頼していいカセット」って確かめて、自動でゲームを立ち上げる。対応はPCのSteamってお店のゲームで、例に出てたのは『サイバーパンク2077』。しかもゲーム本体はカセットに入ってなくてもよくて、"起動の合図"だけ仕込む手もあるの。設計図はGitHubに「自由に使っていい」札付きで無料公開よ。

みずき:…で、結局それ誰得なの。今どき遊びたきゃクリックで即ダウンロードでしょ。棚から出して挿す意味、ある?

ことね:便利のためじゃないのよ。狙いは「モノとして手元に持つ手ざわり」を取り戻すこと。会社側はもう物理ディスクを売りたがらないけど、遊ぶ側は"棚に並ぶ実物"が恋しい。だから横置きの土台にはバネまで仕込んで、挿したとき"いい手ごたえ"が出るようにしてあるの。

ひかり:あーっ、便利じゃなくて"気持ちよさ"のために作ってるんだっ! それはちょっとわかるかもっ。

ひなた:ふぁ〜……わたし、ふーってしてから挿すの、だいすきなのです。一回でつかないと、もう一回ふーってできるのです。

ひなた:……ふーってしても、たぶんゲームには効いてないのです。でも、しないと始まらない気がするのです。

まとめ:ダウンロードなら一瞬で済むのに、人はふーっと吹いてカチッと挿したい。効率では消せない手ざわりがある。

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