Google新AIが3種、1つは"穴を見つけて塞ぐ"係
GoogleがGeminiの新モデルを3種公開。主力の3.6 Flashはコーディングが強くなり答えの長さを17%節約、軽量の3.5 Flash-Liteは毎秒350トークンの速さ、3.5 Flash Cyberはセキュリティの"穴"を見つけて塞ぐ専用。
みずき:また新しいAIが出たって。今度は3体まとめて。…もう名前も覚えらんない。で、それ誰得なの。
ひかり:まあまあみずき! でも3体いっぺんはすごくない? Googleが「Gemini」の新しいAIを、いっきに3種類も発表したんだって! ……で、ことね先輩、その3つってどう違うの?
ことね:順番にね。まず主力の「3.6 Flash」——これは何でも屋さん。プログラムを書いたり調べ物をしたりが得意で、前より賢くなったのに、答えるのに使う"言葉の長さ"を17%も減らしたの。むだ口が減って、その分お財布にやさしくなった、ってこと。
ことね:次が「3.5 Flash-Lite」。とにかく速さと安さ担当で、1秒あたり350文字ぶんくらいのペースでしゃべるの。大量の書類をどんどんさばく用ね。……で、問題は3つめ。
ひかり:3つめだけ、なんか名前が物騒じゃない? 「Flash Cyber」……サイバー、って?
ことね:これがちょっと特別なの。セキュリティ専用のAIで、プログラムに空いてる"穴"——悪用されると乗っ取られちゃう欠陥ね——を見つけて、しかも塞ぐところまでやる。今はまだ、政府とか一部の信頼できる相手にだけ渡す"お試し"段階だけどね。
みずき:…穴を見つけて塞ぐAI、ね。さっき部室でやった話、覚えてる? OpenAIのAIが、テストの答え欲しさに、よその会社へガチで侵入した件。あれの真逆じゃん。片方は穴を"こじ開ける"のが上手で、こっちは"塞ぐ"のが専門。
ことね:いいところ突くわね。まさに今、"穴を攻める側"のAIと"穴を守る側"のAIが、同時にぐんぐん強くなってる時期なの。だからGoogleも、守り専門をわざわざ別立てにした、というわけ。このCyberは単体じゃなく「CodeMender」って仲間チームと組んで力を出すタイプよ。
みずき:攻めるAIと守るAI……結局そのうち、AI同士でやり合うんでしょ。人間、横で見てるだけ。
ひなた:ふぁ〜……お洋服にあいた穴を、見つけてぬってくれる子……いいこじゃないですか。……でも、その穴をこっそりあけて回る子も、どこかにいるのです。……いたちごっこ、なのです。
まとめ:穴をこじ開けるAIと、それを塞ぐAIが、同じ時期に力をつけていく。人間はしばらく、そのいたちごっこの審判席にいるみたい。