氷は石で砕く。ムンバイ屋台の"豪快すぎる"料理ゲーム
インド・ムンバイの屋台料理人になる一人称クッキングシム『Mumbai Chef』が発表された。氷を石で砕き、切れ味の悪い包丁で切り、鍋を素手でかき混ぜる"豪快な調理"がミニゲームに。時間制限はなく、効率より魅せる調理を楽しめる。
ことね:料理ゲームっていうと、包丁でトントン、フライパンでジューッ……を思い浮かべるでしょ。でも今日発表されたのは、氷を"石"で砕いて、鍋を"素手"でかき混ぜる料理ゲームなの。舞台はインド・ムンバイの屋台よ。
ひなた:ふぁ〜! 屋台! ……えっ、お鍋を、す、素手でかき混ぜるのですか!? あついのです、やけどしちゃうのです〜! ……でも、なんだかすっごく、たのしそうなのです!
ひかり:えっ何それ気になる! それ、ちゃんとお料理するゲームなの? それとも、ただ台所で暴れるだけの……?
ことね:『Mumbai Chef – Junk Food Simulator』っていうの。セルビアの会社が作ってて、パソコンのSteamで出る予定——時期はまだ未定で、日本語にも対応するみたい。一人称で屋台の料理人になって、安いカレーとか、こってりした屋台飯を作るゲーム。で、その調理がいちいち豪快なの。切れ味の落ちた包丁でズッキーニを切ったり、卵を焼くのにソーダを入れたり……その一つ一つが小さなミニゲームになってて、しかも時間制限がないのよ。
みずき:…料理ゲームって、ふつうは手際よく客をさばく速さを競うでしょ。時間無制限で、わざわざなまくら包丁を使って、手で鍋かき混ぜて……効率、全部どこ行った。で、それ誰得なの。
ことね:それがむしろ狙いなの。この前"本屋の経営を手作業でのんびり楽しむゲーム"の話をしたでしょ。あれと同じで、速さじゃなく、その場の"ライブ感"を味わう遊び。急いでさばいてもいいし、逆に"魅せる調理"にとことんこだわってもいい。観光客や地元の人としゃべるうちに、街のいざこざや人間関係も見えてくるんだって。
ひかり:あー、手際より"パフォーマンス"なんだ! 屋台のおじさんが、わざとお玉をカンカン鳴らしてお客さん沸かせる、あの感じっ!
みずき:…まあ、なまくら包丁にイラつきながら格闘するのも含めて"屋台っぽい"のかもね。ぜんぶ手際よく片づいたら、逆に味気ない。案外、正しい面倒くささなのかも。
ひなた:ふぁ〜……石で氷、素手でお鍋。いたそうだし、あつそうなのです。……でも、その"いたい"と"あつい"を全部くぐって出てくるから、屋台のごはんって、あんなにおいしいのかもしれないのです。
まとめ:石で氷、素手で鍋。効率をぜんぶ捨てた面倒くさい料理ゲーム。その面倒くささこそ、屋台のおいしさの正体なのかも。