AI大手5社の"見えない借金"1.65兆ドル、公式分を超える

日経アジアの調査で、米テック大手5社が貸借対照表に載らない"見えない借金"を計1.65兆ドル抱えると判明。データセンター向けの巨額リースなどが、表に出た公式の借金より多く積み上がっていた。

ことね:1兆6500億ドル。……これね、AIの大手5社が、決算書に"載せてない"借金の合計なんですって。日経アジアが調べたの。

ひかり:の、載せてない借金!? そんなことしていいの!? っていうか1兆6500億ドルって、多すぎて逆にピンとこないよ……! それ、ちゃんと表に出てる借金と比べたら、どうなの?

ことね:それがね、正確には、表に載ってる公式の借金より多いの。5社ぜんぶ足すと、公式が約1.35兆ドル、見えないほうが1.65兆ドル。……5社ってAlphabet・Amazon・Meta・Microsoft・Oracle。とくにMetaがすごくて、簿外だけで約4200億ドル——自分の公式の借金の、3倍もあるのよ。

ひかり:でも……そんなに大きな借金、どうやったら"載せない"でいられるの?

ことね:カラクリはこう。これから建てるデータセンターを長期で借りる約束をする、GPUを大量に買う約束をする——でも"モノがまだ届いてない"うちは、負債として書かなくていいルールなの。だから合法。ちゃんとGAAPっていう会計の決まりに沿ってる。

みずき:…つまり"隠してる"んじゃない。"まだ払ってないことにしてる"だけ。……で、モノが届いてデータセンターが動き出した瞬間、その借金、ぜんぶいっぺんに表へ乗っかってくる。記事いわく、これエンロンと同じ仕組みなんだって。

ひかり:エンロンって?

ことね:2001年に潰れた、アメリカのエネルギー大手。別会社をいくつも作って、借金をそっちへ逃がして、決算をピカピカに見せてたの。でもそれが"張りぼて"だったのがバレて、一気に崩れた。今回についても、会計の専門家が「もし1社でも張りぼてで、この会計だけで自分を支えてたら——そこが怖い」って言ってるわ。

みずき:…別に、明日ぜんぶ倒れるって話じゃない。ルール上ちゃんとしてるし、モノが届けば資産にもなる。…ただ、"見えない"は"無い"じゃない。それだけは、忘れないほうがいい。

ひなた:ふぁ〜……見えないお菓子は、食べても太らないことにしてるのです。……でも、体重計に乗る日は、ちゃんと来るのです。そのとき、いっぺんに、なのです。

まとめ:"見えない"は"無い"じゃない。データセンターが動きだす日、隠れていた借金はまとめて体重計に乗ってくる。

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