「AIで書いたもの、受け入れる?」Debianが全体投票へ

ボランティアが作る老舗OS「Debian」が、AIに書かせた貢献を受け入れるかを全体投票で決めようとしている。全面禁止から条件つき容認まで4つの案が並び、7月24日から議論期間に入った。

ひかり:A、B、C、D! ……はい、この中からひとつ選んでっ! 制限時間は……えーっと、まだちょっとあるっ!

みずき:…中身の説明が先でしょ。何の投票なの、それ。

ことね:Debianね。世界中のボランティアが作っている無料のOS——パソコンやサーバーの土台になるソフトの詰め合わせよ。そこが「AIに書かせたものを、うちに入れていいか」を全体投票で決めようとしているの。案が4つ出ていて、議論期間が7月24日から始まったところ。

ひかり:えっ、そういうのって偉い人がえいって決めるんじゃないのっ?

ことね:Debianにはリーダーもいるけれど、根っこの方針は開発者全員の投票——一般決議で決める文化なの。案はね、A「全面禁止」、B「使ったと明かすなど条件つきで容認」、C「できるかぎり避けよう」、D「Debian向けの作業に限って容認」。禁止から容認まできれいに並んでいるでしょう。

みずき:…で、どうやって見分けるの。「これAIで書きました」って自己申告に頼るんでしょ。

ことね:まさにそこが最大の突っ込みどころね。ほかにも、禁止すると英語が母語じゃない人が翻訳で参加する道まで細るとか、セキュリティの穴を塞ぐ速さで差がつくとか、賛成にも反対にも言い分があるの。だから4案も並んでいるのよ。

ひかり:うーん……どれもちょっとずつ分かる気がする。決まるのかな、これ。

ひなた:ふぁ〜…でも、C案の「人に宛てた言葉は自分で書く」ってところは、なんだかすごく分かるのです。おれいのお手紙を代わりに書いてもらったら、ちょっとさみしいのですよ。

まとめ:道具を使うかどうかを、道具に聞かずに全員の投票で決める。……いちばん人間くさいやり方かもしれない。

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