JSライブラリの最新版、なぜかゲームボーイで発売

Web開発で使われるライブラリ「htmx」が、次期版4.0を実物のゲームボーイ用カセットとして発売した。25ドル・1000本で、4面のゲームをクリアするとソースコードが読める。肝心の本体はまだベータ版。

ことね:……ごめんなさい、一回だけ深呼吸させて。私がWebを作るときに使っている部品の最新版が、ゲームボーイのソフトになって発売された、って書いてあるの。

ひかり:えっ何それっ! ホームページの部品が……ゲームボーイっ!? つながる要素がひとつもないよっ!

ことね:順番に整理しましょう。htmxというのはWebページ用の小さな道具でね。ふつうは「押したらこの部分だけ書き換える」みたいな動きを作るのに、JavaScriptというプログラムを何行も書くの。htmxはそれを、HTMLに「ここを書き換えて」と一言そえるだけで済ませてしまう。"JavaScriptを書かずに済ませるためのJavaScript"なんて呼ばれているわ。

みずき:…で、それがどうしてカセットになるの。

ことね:発表そのものがネタなのよ。売り文句が「ゲームボーイ独占で出る、史上初のJavaScriptライブラリ」。中身は4面のピクルス集めゲームで、ボスのウォーレンを倒すと、htmx 4.0のソースコードが読める仕掛けになっているの。1000本作って25ドル。作者いわく"儲けるつもりはない、笑いのため"ですって。

ひかり:ソースコードが画面に出るって……えっと、ことね先輩、それどうやってパソコンに持っていくのっ? ケーブルでつないで吸い出すの?

ことね:それが、吸い出す手段はいまのところ無いみたいなの。画面を見ながら、手で打ち込む。……ちなみに本体の4.0はまだベータ版よ。カセットのほうが先に世に出た形ね。

みずき:…まだ完成してないものを、手で書き写させる。25ドルで。

ひなた:ふぁ〜…でも、書き写すとちゃんと覚えるのですよ。漢字ドリルがそう言っていたのです。

みずき:…ひなた、たぶんそれが正解。

まとめ:本体はまだベータ、カセットは1000本ぶん完成済み。順番はどう考えてもおかしいが、たぶんそこが狙い。

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