ディスクを持ってるのに遊べない、16時間
Xboxが使う外部のライセンス基盤が7月26日夜から約16時間止まり、サインインもゲーム起動も不能に。手元にディスクがある物理版まで起動できなくなり、「買ったのに遊べない」と論争になった。
ことね:「棚にディスクがあるのに、遊べない」。……先月末、Xboxで本当に起きたことよ。
ひかり:えっ何それっ! ディスクってあの円盤でしょっ? 中にゲームが入ってるんじゃないのー!? 傷でもついたのっ?
ことね:無傷よ。倒れたのはXboxが使っている外部のライセンス基盤——「この人はこのゲームを買った人です」と判定してくれる係ね。7月26日の夜から約16時間、サインインもライブラリ表示もゲーム起動も落ちたの。360もOneもSeries X|Sも巻き込みで、復旧したのはアメリカ西海岸時間で27日の午後2時半。
みずき:…つまり本体は、円盤が手元にあっても「これ、この子のでいいんだよね?」って毎回よそに聞きに行ってたわけ。聞く相手が倒れたら、手の中の円盤はただのコースター。
ひかり:ええっ、じゃあ買った意味ないじゃんっ! ねえことね先輩、公式はなんて言ってるのー!?
ことね:正確には「そうなってはいけなかった」なの。Xboxの技術トップは、ディスクの所有チェックがゲームの起動を妨げるべきではないし、そういう設計になっている、と説明しているわ。本来は買った証明を本体側に控えておいて、ネットが切れていても遊べる仕組み。今回はその控えがうまく働かなかったの。修正はもうすぐ、とも言っているわね。
みずき:…「本来は動くはずでした」。世の中でいちばん背中が寒くなる言葉だよね、それ。
ことね:しかも先月、ソニーが2028年1月で新作の物理ディスク生産を終えると発表したばかり——この部室でも掘ったでしょう。「円盤さえ持っていれば安心」の“さえ”が、ひと夏で二回ぐらついたことになるの。
ひなた:ふぁ〜……おばあちゃんちのレコード、40年前のがまだ鳴るのです。針をぽとんと落とすだけなのです。……あれ、だれにも「聞いていいですか」って聞かないのですよ。
まとめ:ディスクを持っている、は「遊べる」とイコールじゃない。あいだに立っているのは、遠くのサーバーの機嫌。