AI小説、文学賞に殺到中「もう読めない」
早川書房のハヤカワSFコンテストは応募が例年400点前後から1012点に急増、星新一賞は受賞4作中3作にAI使用の疑い。審査員辞退や「郵送に戻す」案も出ている。
ことね:1012通。今年の第14回ハヤカワSFコンテストに届いた応募作の数よ。例年は400点前後だから、2.5倍以上なの。
ひかり:えっ、ことね先輩、そんなに!? なんでいきなりそんな増えるのっ?
ことね:生成AIで小説を書いて送る人が増えてるからなの。早川書房の塩澤さんも「いくらなんでも多すぎる」って音を上げてるくらい。
みずき:…ことね先輩、それ見分けつくわけ?
ことね:そこが厄介でね。星新一賞の一般部門は、受賞した4作のうち3作がAI使用で、審査員も判別できなかったんだって。「人間限定部門」を作る案まで出てるの。
ひなた:ふぁ〜……ことね先輩、審査員さんは何百通も読んで、AIかどうかまで見分けるのですか……気が遠くなるのです……
ことね:実際、審査員の一人は「もう読みたくない」って降りちゃったくらい。だから対策案も出てて、小説家の小野はるかさんは「応募を全部郵送に戻す」ことを提案してるの。レターパック代と印刷の手間が、ハードルになるだろうって。
ひかり:評論家の人たちは「参加費を取ればいい」とも言ってたよね、ことね先輩? どっちがいいの?
みずき:…どっちも“本気の人まで足止めする”諸刃の剣なんだけどね。「次の世代が育つ土壌まで痩せる」って心配してた人もいたし。
ひなた:ふぁ〜……ひなたが小説書くなら、返信用封筒に、お菓子も同封しちゃうのです……そしたら審査員さん、ちょっと元気出るかもしれないのです……
まとめ:郵送に戻すか、お金を取るか。本気の人だけをふるいにかける方法は、まだ誰も見つけていない。