ログインせずXを読めたサイト、一斉に停止

X Corp.が、ログインなしでXの投稿を読めるオープンソース「Nitter」に警告書を送付。24日夜の通知で翌日夕方までの全面停止を求め、nitter.netと最大手のXCancelが止まった。

ひかり:ねえ、ちょっと変なの。友達が送ってくれたリンク、踏んでも真っ白なんだけど……わたしのスマホ、また調子わるいのかなあ。

みずき:…壊れてない。そのサイト、おとといの夜に止まった。7年やってたのに。

ひかり:えっ何それ! サイトってそんな、いきなり消えちゃうものなのっ!? そもそも何のサイトだったのー?

ことね:まあ落ち着いて。順番に整理しましょう。名前は「Nitter」。X——昔のTwitterね——の投稿を、ログインしないで読めるようにする、有志が作った別の入り口なの。広告も、追跡用のしくみも出てこない、ほぼ文字だけの画面よ。中身は誰でも自分のサーバーに置けるから、同じ入り口が世界じゅうにいくつもあったの。いちばん人が集まっていたのが「XCancel」ね。

ひかり:ふむふむ……それが、なんで急に止まっちゃったの?

ことね:X Corp.から警告書が届いたのよ。おとといの夜8時、向こうの時間でね。求めているのは、世界じゅうの入り口を全部と、プログラムの置き場そのものを、永久に消すこと。しかも期限が、きのうの夕方5時なの。

みずき:…21時間じゃん。丸一日もない。で、何がダメだったの。

ことね:Xの言いぶんはこうよ。正面の受付——APIね、外の道具がデータを受け取るための正式な窓口のこと——を通らずに横から中身を取っていた、しかもアカウントや、ログイン状態を持ち回るための合い鍵まで使っていた、と。テキサス州の不正アクセスの法律と、商標のランハム法を挙げているわ。ただし、あくまでXの主張で、裁判で決まった話ではないの。作者のZedeusさんはサイトを止めて開発も中断して、いま弁護士に相談しているそうよ。

みずき:…Xって2024年にも、技術のほうで締め出そうとして仕留めきれてなかったよね。2年かけて追い出せなかったものが、手紙1通で21時間。弁護士のほうが速い。

ひなた:ふぁ〜……ひなた、駅前のパン屋さんのガラスごしに、いつも中をながめてるのです。買わないので、お店の人はたぶんちょっと嫌なのです。……あ。もしかして、そういうことですか?

まとめ:7年つづいた「ログインしなくても読める」が、21時間の猶予でたたまれた。返事はまだ、弁護士と相談中。

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